架空団体ヒキコモルのブログ

「ひきこもりを再定義する」を掲げる団体ヒキコモルによる尖度の高いブログ

巷で噂の「架空団体ヒキコモル」とは一体なんなのか?

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「架空団体ヒキコモル」という名前を耳にすることが多くなりました。
しかし、実際に何をしている団体なのか、存在しているのかどうかさえ知らない人は少なくないでしょう。

 

それもそのはず、主に私しかその名前を口にしていないからです。
脳内で人と話すことをシミュレーションするのが得意な私が、かれこれ50人以上に話してきた「架空団体ヒキコモルとは」という内容をこの記事にまとめます。

架空団体ヒキコモルとは

まず、そもそも架空団体ヒキコモルとは何かを書いておきましょう。
一言で言えば「ひきこもりの定義を変える」ために立ち上げた団体です。

 

「変えるって、どうやって、どう変えるの?」

 

みなさんは早打ちマックさながらに、早速こうした質問を投げかけてくるでしょう。
ええ、その気持は良くわかります。
私も早○なので。

長期戦に備えて、ここは落ち着いて1つずつお答えしましょう。

 

どうやって変えるのか

ノープランだ。

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というと語弊がありますが、正確には「具体的にこうすれば変わるというアイデアはない」ということです。
発想としては「ひきこもりがひきこもりを支援する」という「ピアサポート」に近いものを考えています。

 

カラ松と違って痛くないので、実際は活動内容はある程度決まっています。

1.オンライン・スペース「コモリバ」

Discord上で当事者や経験者が集まって情報の共有、お互いをサポートし合う仲間づくり、ゆるいつながりなどをつくるための場です。

 

「人とのつながりや1歩を踏み出したいけど、外に出るのはしんどい…」

 

そうした人にとってフリースペースや当事者会などのサードプレイス、サポステや保健所などのサポート資源とつながることは難しいです。
どんな人間がいるかもわからない場所に出向くのは、アビスに飛び込むようなものでうす。
上昇負荷に耐えられなかったら死にます。

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そこで「オンライン上なら負荷が少ないのではないか?」と考えて作ったのが、オンラインスペース「コモリバ」です。
参加資格とはないので、興味のある方は以下のリンクから参加してみてください。
Discord - コモリバ

 

2.ニコ生で座談会

架空団体ヒキコモルはニコ生を拠点として活動しています。

com.nicovideo.jp

 

配信では「不登校・ひきこもり」を中心に、視聴者参加型で議論や知識の共有を行っています。
今まで配信した内容は以下のとおりです。

  • 不登校って何が問題なの?
  • 家って居心地悪いよね
  • 不登校やひきこもりに対する社会の目は変わったのか?
  • ひきこもりのインフラについて考える

トピックは配信者である私が問題意識や関心を持ったもの、つまり私の独断で扱っています。
本当は参加者から扱ってほしいトピックを募っているのですが、1回も来たことがありません。

 

今後は経験者や当事者との対談を行っていく予定で、すでに1人「ぜひ話したい!」と言ってくれている勇者がいます。

 

3.ブログによる情報の発信

架空団体ヒキコモルはニコ生を拠点として活動しています。

com.nicovideo.jp

大事なことだから2回言いました。
配信で得られた知見、当事者経験、活きた情報などをブログで発信していきます。
当事者の経験や話された内容をコンテンツ化することで、参加者の経験や意見に「意味付け」をすることが狙いです。

 

鮮度が高い情報ではなく、引きこもりに刺さる尖度の高さを目指します。
ぶっちゃけ他の当事者メディアがあるから必要があるのかは不明ですが、やっていきます。


あとはオンラインスペースに参加してくれた人、活動しながら思いついたことを実践しながら柔軟に取り組んでいきます。

 

どう変わるのか?

ノープランだ。

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こっちは本当に何もわかっていません。
「ひきこもりの定義を変える」とは言いつつ、どう変えたいのか、どう変わっていくべきなのか、といったことについては何も考えていません。
それは私自身が決めることではなく、当事者、そして社会が決めていくことだと思っています。

 

ただ、1つだけ確信していることがあります。
「変えていこう」という動きを作ることで、不登校・ひきこもり当事者が1歩を踏み出すきっかけを作り、それを後押しする原動力になりえるということです。
そこから1人でも自分の人生を歩んでいけるようになったら、最高じゃありませんか。

 

執筆者:ソウタ